私はせっかちです^^
3年ほど前までは特に。些細なことでイライラしていました。
そして、どちらかというとそのストレスを溜め込んでいたかもしれません。
ある日見たテレビを見ると、脳科学者の方が話しています。
「怒ったりイライラしていると、寿命が削られる⁉」
非常に驚きましたが、この一連の放送を見たことがきっかけで、
私の怒りやイライラをコントロールできる思考と出逢うことが出来ました。
私の頭の中で、テレビからの声はこの様な問いかけに変換されたのです。
●私はこの人の為に、寿命を短くしてでも怒りたいか。
●寿命を削ってでも、怒るべき事なのか?
怒りの感情を感じると、人間の脳内ではこんな事が起こっているそうです。
- 怒りを感じる
- 脳内の自律神経の司令塔、視床下部に刺激
- 交感神経が高まる
- 脈拍が速くなる
- 血管収縮、血圧上昇、筋肉の痙攣
若いころから遺伝性の高血圧を患っている私には、
出来る限り避けたい症状であることは間違いありません。
上記の5段階は、急性の怒りによる症状で
一時的にカッとあってもすぐ収まれば、そこまでの問題ではないそうですが、
急性の怒りも、蓄積すると慢性の怒りとなり
健康に影響を与えるそうです。
「これは、ヤバい⁉」
心の底から感じました。
●私はこの人の為に、寿命を短くしてでも怒りたいか。
●寿命を削ってでも、怒るべき事なのか?
その日から、怒りやイライラの感情が湧いた時には、
この二つの質問を自分に問いかけるようにしました。
すると、かなりの確率で気持ちが冷静になり、
怒っている自分を俯瞰的に見つめることが出来るようになりました。
結果的には、
「寿命を削ってまで怒るべき事、怒りたい事はほとんど無かった」
という事です。
アンガーマネジメントには、人それぞれのやり方があっていいと思います。
言葉を発する前に、先ずは6秒間の間を置く
怒りの感情を感じたときにはその場から1分半立ち去る
よく言われているマネジメントのコツも、とても効果的だと思います。
私自身も6秒間の間を置く方法は、実践しています。
でも、私流アンガーマネジメントの一番の特効薬は、
●私はこの人の為に、寿命を短くしてでも怒りたいか。
●寿命を削ってでも、怒るべき事なのか?
この2つの質問を自分自身の心に問いかけること。
何度注意してもやめない子供に対しても、
この2つの質問で感情をコントロールすることで、
「頭ごなしに怒る」ことが有効ではないことに気付き、
「なぜやめないか、子供に原因を尋ねる」
という行動に代わります。
結果的に後者の行動の方が解決に向かうのが速いんですね。
職場でも同じではないかと思います。
自分流アンガーマネジメント=怒りの管理方法
見つけてみてください。