道を歩いていると、ふと気づくことがあるのではないでしょうか。
佇んでいらっしゃるお地蔵様に。
私の近所にも、
「どうしてこんな所にいらっしゃるんだろう?。」
と不思議に思うお地蔵さまがいらっしゃいます。
私は、見知らぬ土地に行った際にも
偶然通りかかったお寺やお地蔵様を見ると、
立ち止まって手を合わせます。
もちろんご近所のお地蔵様の前を通る時も。
そうして、自分が休む間(ま)を作るんです。
自分が落ち着いてものを決める時には、
止まらないといけない。
人生においての「、(テン)」と「。(マル)」。
「、(テン)」とは一息つくこと。
「。(マル)」とは休む間。
ヒトは、焦ってはいけないときに限って、
急いて前のめりになったり
まわりを見ないまま突き進んでしまうものです。
まずは、自分が落ち着いて決めなければならない事に気づくこと。
周りの景色の些細なことに気づき、ほんの少し立ち止まる。
心の「、(テン)」と「。(マル)」。
そんな自分であるために。